豆乳を健康や美容の為に飲み始めたいけど「男性ホルモンが減少する」と聞いて躊躇していませんか?
実際、豆乳を過剰摂取することで、ホルモンバランスが崩れたという事例はあります。
この記事では、豆乳を過剰摂取した際に、男性に起こりえる、具体的な変化についてお話をしていきます。
この記事でわかること
- 豆乳を飲むと、なぜ男性ホルモンが減少するのか
- 具体的に男性の体にどのような変化が起こることがあるのか
- 過剰摂取にならない為の豆乳摂取目安量
豆乳を飲み始めるときの1番の不安はホルモンへの影響だね!
でも、豆乳のメリットもホルモンへの影響から来るものが大きいから、この記事で具体的な変化や、摂取目安量を確認しておこうね!
豆乳の飲み過ぎで考えられる男性ホルモンへの影響
男性が豆乳の効果について調べていると、必ずと言っていいほど『男性ホルモンへの影響』について不安な内容が目に入ります。
豆乳は過剰摂取することで、男性ホルモンへの影響が出ると言われています。
過剰摂取した場合にどのような変化が男性ホルモンに出るのか確認しておきましょう。
イソフラボンが女性ホルモンの代わりを!
豆乳には『大豆イソフラボン』という成分が入っています。
このイソフラボンは女性ホルモンの『エストロゲン』と似たような働きをすることがわかっています。
「ホルモンへの影響」と聞くと、悪いことばかりが思い浮かぶかもしれません。
しかし、女性ホルモンは肌や髪に艶を与えてくれるなど、美容効果もあるので、用途にあった使い方をしていきたい栄養素でもあります。
豆乳がホルモンに影響するというのは、この『大豆イソフラボン』という成分がキーになっているということを覚えておこう!
男性ホルモンの生成が抑えられる
先ほどのイソフラボンが女性ホルモンの代わりをすることで、男性ホルモンの生成が抑えられるということが言われています。
男性ホルモンが抑えられることでの、具体的な内容は次の項目で3つに分けて書いているので確認してみてください。
男性ホルモンが抑えられることでの現象なので、やはり『女性っぽい変化』というのが共通のポイントです。
女性っぽくなるっていうのが、デメリットかどうかは、人によるから、具体的な現象を、一部の例だけど確認してみてね!
豆乳で男性ホルモンが減った際の具体的な現象
豆乳のイソフラボンが男性ホルモンに影響することはわかったけど、具体的にどんな現象が起こるのか?
3つの代表的な現象を解説します。
どれも、過剰摂取したり、自分に合わないのに続けて摂取するなどすると、状態変化が強く出て、良い効果もデメリットになってしまいます。
摂取量や、自分に合うかどうかは注意しておきましょう!
丸みを帯びた体に
男性ホルモンが抑えられることで、女性のような丸みを帯びた体になることがあります。
逆に言うと、男性のゴツゴツ感がなくなるので、自分の顔や体のゴツゴツ感が嫌な人には豆乳は合うかもしれません。
適量であれば、美肌効果など、いい面で女性っぽくなりますが、過剰摂取すると女体化することがあり、中国では過剰摂取し過ぎて男性で胸がDカップになった人がいるそうですよ!
精子数減少
これは、本当に気をつけたい内容です。
豆乳の過剰摂取で、精子数が減ると言われています。
ただ、これも色々な意見があり、一部の研究結果では関係ないとも言われていますが、注意は必要です。
これから子供を作る予定の方で、豆乳生活を始めたいと考えている方は、摂取量に注意していく必要があるね!
髭が薄くなったり、薄毛解消
これは、男性にとっては嬉しい現象と言えます。
男性ホルモンが抑えられることで、男性ホルモンが影響して濃くなる髭を薄くしたり、男性ホルモンが強い人に多い薄毛を予防、解消してくれると言われています。
それぞれ、治療をしてもらうのには抵抗がある人は、豆乳の効果に期待してみるのもいいかもしれないね!
もしも、薄毛予防やダイエット目的で豆乳を飲むのであれば、豆乳選びはしっかりとしていきましょう!
目的に合わない豆乳を飲み続けても、当然、効果は出ませんし、無駄な時間とお金を使ってしまうことにもなりかねません!
そこで、もし「どんな豆乳を選べばいいかわからない!」
こんなとこを考えているのであれば、豆乳ブロガーの私がおすすめしている豆乳をランキングにした記事があるので、確認してみてください。
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男性ホルモン減少に注意する際の豆乳の摂取量
豆乳に入っているイソフラボンが男性ホルモンに影響して、どのような効果が出るかわかったところで、豆乳やイソフラボンの摂取量を確認しておきましょう。
何度も言いますが、豆乳を飲んで得る効果を良いものにしたいなら、摂取量を守り、過剰摂取にならないようにすることが大切です。
イソフラボンの摂取量
食品安全衛生委員会からは、
「大豆イソフラボンは1日に70〜75mg」
これが1日の摂取目安量の上限と報告されています。
これは、大豆イソフラボンの摂取目安の上限量なので、他の大豆製品を摂取している人は適度な調整が必要です
豆乳の摂取量
イソフラボンの摂取量で言われてもわかりづらい!と思う方が大半だと思います。
豆乳はどのくらい飲んでいいのか?というと
・『無調製豆乳』で大体、1日200ml
・大豆をよく摂取する人なら1日100ml
このくらいの量が目安と言われています。
豆乳生活を始める人は、摂取量の上限はどのくらいなのかを理解しておいてね!
注意!豆乳以外からもイソフラボンは摂取してる
イソフラボンの摂取量は1日70〜75mg、そこから考える、豆乳の摂取目安量は1日200mlですが、当然、豆乳以外の大豆製品にもイソフラボンは含まれているので、摂取には1日の合計をみる必要があります。
厚生労働省が大豆製品に含まれるイソフラボンの量について記載したページがあるので載せておきます。
(2) 食品安全委員会の評価書によると、食品100g中の大豆イソフラボン(アグリコンとして)の含有量は以下のとおりとなっています。
引用:厚生労働省|大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
(mg/100g)
食品名(検体数) 含有量 平均含有量
大豆(11検体) 88.3~207.7 140.4
煮大豆(3検体) 69.0~74.7 72.1
揚げ大豆(1検体) 200.7 200.7
黄粉(2検体) 211.1~321.4 266.2
豆腐(4検体) 17.1~24.3 20.3
凍り豆腐(1検体) 88.5 88.5
おから(1検体) 10.5 10.5
金山寺みそ(1検体) 12.8 12.8
油揚げ類(3検体) 28.8~53.4 39.2
納豆(2検体) 65.6~81.3 73.5
味噌(8検体) 12.8~81.4 49.7
醤油(8検体) 1.0~1.7 0.9
豆乳(3検体) 7.6 ~59.4 24.8
厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに
関する調査研究(1998)より
豆乳イソフラボンに関しては、色々な研究者が独自に摂取量に関する数字を出しています。
豆乳を飲む際は、自分が1日にどの程度の大豆製品を摂取しているのか、気にしてみてください。
概ねこのくらい!というイソフラボンの量を理解しておいて、豆乳生活を始めるときの参考にしておこうね!
【まとめ】豆乳を飲みすぎると男性ホルモンが減少!
この記事のまとめ
- 豆乳に含まれる『イソフラボン』が男性ホルモンに影響
イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをして、男性ホルモンを抑える。 - 男性が豆乳を飲むことでの具体的な変化はこれ
丸みを帯びた体になることがある
精子数の減少
薄毛解消
髭が薄くなる - イソフラボンは1日70〜75mg
- 豆乳は1日200ml
- 豆乳以外の大豆製品からもイソフラボンは摂取しているので、それを踏まえて1日の摂取量を確認しないといけない!
豆乳は飲み過ぎれば、ホルモンのバランスが崩れて、女性の体つきになるという報告がされていますが、適量であれば、男性の魅力を維持できる素晴らしい飲み物です。
「男性ホルモンの減少」とだけ聞くと、聞こえが悪いかもしれないけど、あなたが豆乳のどの効果を期待するかで、豆乳を生活の一部にする価値は十分にあるよ!
年齢に伴う薄毛などの変化が気になる人は、早速豆乳生活を初めてみてね!